アニメ史に残る空前の話題作『魔法少女まどか☆マギカ』を、群像新人文学賞の評論部門で2年にわたって最終選考に残り、
評論家・宮崎哲弥に「次世代評論家の注目株」と推されている著者が論じる、一筆入魂の書き下ろし。
超本格SFプロットとさまざまな文学的含意をはらんだ同作をスタート地点にして、SFやホラーを中心としたさまざまな小説、映画、
コミックなどに批評の射程を広げ、名シーンの豊富な図版と共に、本作が孕む「少女たちの希望と絶望」を鋭く考察する。
全216ページ(うち8ページカラー)
【目次より】
はじめに
【1】希望のない檻 さやかと杏子
1-1 希望と絶望
さやかと杏子
希望と絶望はなぜ「差し引きゼロ」なのか
まどかの願い
隠された物語
1-2 非人間的な秩序 Jホラーとの比較
秩序の恐怖
コズミック・コンフリクト
ドラマの切断
友に呼びかける
1-3 魔法少女の生存条件 ホラーとしての『まどか☆マギカ』
生存条件 さやか
生存条件 杏子
生存条件 マミ
魔法少女のシステムと「条理」
1-4 「非人間的な秩序」とゾンビ
ホメロスからドラキュラまで
「タイムマシン」
『モロー博士の島』
ゾンビと未来
魔法少女とゾンビ
【2】希望の檻 まどかとほむら
2-1 くりかえす時間
ほむらとまどか
ほむらのタイムループ
反復
2-2 インキュベーター
インキュベーターと契約
『ハーモニー』
未来予測の多様性
予言者/全体主義者
2-3 隠された物語
生存条件 ほむら
死者の目線
折衝
2-4 成熟という檻
まどかのタイムループ
孤独と意思
『新世紀エヴァンゲリオン』 望んだものと強いられたもの
ヒーローの是非
おわりに
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評論家・宮崎哲弥に「次世代評論家の注目株」と推されている著者が論じる、一筆入魂の書き下ろし。
超本格SFプロットとさまざまな文学的含意をはらんだ同作をスタート地点にして、SFやホラーを中心としたさまざまな小説、映画、
コミックなどに批評の射程を広げ、名シーンの豊富な図版と共に、本作が孕む「少女たちの希望と絶望」を鋭く考察する。
全216ページ(うち8ページカラー)
【目次より】
はじめに
【1】希望のない檻 さやかと杏子
1-1 希望と絶望
さやかと杏子
希望と絶望はなぜ「差し引きゼロ」なのか
まどかの願い
隠された物語
1-2 非人間的な秩序 Jホラーとの比較
秩序の恐怖
コズミック・コンフリクト
ドラマの切断
友に呼びかける
1-3 魔法少女の生存条件 ホラーとしての『まどか☆マギカ』
生存条件 さやか
生存条件 杏子
生存条件 マミ
魔法少女のシステムと「条理」
1-4 「非人間的な秩序」とゾンビ
ホメロスからドラキュラまで
「タイムマシン」
『モロー博士の島』
ゾンビと未来
魔法少女とゾンビ
【2】希望の檻 まどかとほむら
2-1 くりかえす時間
ほむらとまどか
ほむらのタイムループ
反復
2-2 インキュベーター
インキュベーターと契約
『ハーモニー』
未来予測の多様性
予言者/全体主義者
2-3 隠された物語
生存条件 ほむら
死者の目線
折衝
2-4 成熟という檻
まどかのタイムループ
孤独と意思
『新世紀エヴァンゲリオン』 望んだものと強いられたもの
ヒーローの是非
おわりに
本书提出了一些可供讨论的点“绝望与希望”,“秩序与非秩序”,“成长与牢笼”……但对其的讨论却是没什么意义的东西。 并且最后将小圆成神描述成完成成长,承认某种行动的规则,使其成为了一种被动的改变,去承担所谓英雄的使命,也就是被归于一种原本的秩序之中。我是难以理解为何有人会做出如此保守到不可救药的解读