「……久しぶりっ。ショウくんっ。やっと、やっと、やっと、会えたよっ」突如、クラスに転校生としてやってきたのはオレと聖の幼馴染、犬居亜希だった。再会の喜びも束の間「何か、変な匂いがしてきた気がするよ。焦るような汗のニオイに混じって、何か、覚えのある匂い――」「ち、違うぞ亜希! 勘違いだ!」亜希は途轍もない嗅覚の持ち主で、オレたち第二華道部のヒミツに迫ってくる! 任せろ聖、お兄ちゃんがお前を、第二華道部を守ってやる! 彼女たちのヒミツは、オレがもらさせない!! 各所に波紋を呼んだ問題作、第二巻にして堂々フィナーレ!!
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