エッカルト・ユンカーの驚異の部屋

隠された「驚異の部屋」で秘めやかに奏でられる不思議の音楽。散りばめられた寓意と真理は少女に如何なる世界を見せるのか――。
2017年4月30日春M3第2展示場2階 【 コ-01a Mamyukka 】 にて頒布開始！

企画/制作：Mamyukka
音楽：オッカ
作詞/裝丁：未羽
歌唱：まめこ
マスタリング：99
表紙イラスト：kinono

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天井まで埋めつくされた珍品蒐集室
少女が照らし出す「驚異の部屋」

太古の生物の化石、剥製、天球儀、キメラのミイラ、珊瑚細工、楽器、機械人形、異国の仮面、奇妙な模様の石、絵画、未開の地の民族衣装、カラクリ時計、人体模型、双子の胎児の標本、異端の書の写本 ……
この部屋の中では「正しさ」も「美しさ」も尺度にはならない。ただひたすらの「驚異」とその影に潜む「何か」。それらが床から天井まで足の踏み場もないほどに雑然と詰め込まれている。
この奇妙な部屋の主の名をエッカルト·ユンカー。数ヶ月前にこの部屋だけを残して忽然と姿を消した男。
今、その男を探してこの部屋に辿り着いた少女が扉の前で立ち尽くしている。狂気の部屋は鍵を回せばすぐそこに。翳した灯りに照らされて、ゆっくりと少女の前に姿を現す––ようこそ、取り残された驚異の部屋へ。