RUN=DIM as Black Soul 游戏

２０ＸＸ年、地球温暖化による世界規模の大洪水が起きた。
それによる被害は大きく、各国の政治経済はたやすく破綻、世界は混乱の渦に巻き込まれた。
人類は、科学万能主義を信じ、科学の発展に尽力し、大洪水より数年後、人類は奇跡的な復活を遂げた。
「人の心よりも科学」と、全てにおいて科学を優先させた人類の進んだ道は、「人型ロボット」の開発に成功するが、
当然のごとく暴力のための兵器と成り下がった。

人類は、自らの手でまた崩壊の道を進み始めた。

多くの企業が、「人型ロボット」の開発を行い、競い、より優れた破壊力を持つものを作り上げていった。
荒廃した地上では、国家間の争いは当然のごとく行われ、多くの国家への利益を伸ばすために企業間の争いもとめどなく続く、
「実践によるデータほど、よりよいデータはない」「相手をたたき潰せば、大きな利益をえることができる」 と、
企業対企業の「人型ロボット」での戦いが大きくなっていった。
「人型ロボット」同士の戦いに巻き込まれ人は死に、そして、戦い敗れたものも死んでいった。
大自然の脅威より、人間による脅威のほうが長く、多くの人々を殺し、 狂った科学者、狂った金持ち、狂った人々が
正しいと認識される。まさに、狂気の世界であった。

その狂気を生んだ、「人型ロボット」を「Reactive-machine of Brain-wave」通称「R.B.」と呼んだ……。