スープの森~動物と会話するオリビアと元傭兵アーサーの物語~ (2) 小说

  • 出版社: 主婦と生活社
  • 价格: ¥1,430
  • 发售日: 2023-11-02
  • 页数: 338
  • ISBN: 9784391159387
  • 作者: 守雨
  • 插图: むに

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      ■あらすじ
      心通じる夫、動物たち、そして新たな出会い──
      踏み出したオリビアの世界は、少しずつ広がっていく

      人や動物の心の声が聞こえることで孤独を抱えていたオリビアと、
      傭兵として死を間近で見つめてきたアーサー。
      それぞれの傷を抱えて夫婦となった二人は、
      ともに食卓を囲み、寄り添いながら季節を重ねる。

      人間に心を開き始めたオリビアは、
      知らず知らずのうちに祖母から受け継いでいた
      薬師としての才を開花させ、
      オウムに野ウサギ、キツネに猫、そして多くの人を救うことに。
      賑やかな仲間も加わった『スープの森』は、
      冬でも暖かな空気に満ちていて──。

      過去の傷も糧にして
      オリビアは今日も
      救いを求める声に耳を傾ける。


      [登場人物]
      <オリビア>
      貴族の家に生まれたが、動物の心が分かることを
      家族に気味悪がられ、五歳で修道院に送られる。
      養父母であるジェンキンズ夫妻が亡くなった後は
      『スープの森』を一人で切り盛りして暮らしている。
      「人間は向いていない。動物に生まれたかった」と願い
      今も周囲の人間に心を開けずにいる。

      <アーサー>
      貧しい暮らしの中で両親と妹を流行病で亡くし
      十四歳で傭兵となる。必死に戦い生き抜くうちに
      界隈では名の知れた存在となるが、二十八歳のある朝
      「もう、これ以上は無理だ」と突如傭兵を辞め、
      あてもなく歩くうちに「スープの森」にたどり着く。
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