山あいの町で祖父母と母、妹と暮らす21歳の女性・白鹿むく。高校卒業後に就職した会社がつぶれてしまい、思うように再就職先が見つからない中、祖父の介護、妹の大学受験と悩みは尽きない。そんなとき妹の進路について、祖母と母が、受験がうまくいかなった場合は介護職に就かせ、祖父の介護を手伝わせるつもりでいることを知る。
自分の再就職がなかなか決まらないのは、祖父の世話を手伝えるよう勤務時間帯に制限があるからだと気付いていたむくは、たまらず、専門的なケアが必要な祖父の施設入りを提案するのだが…。
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自分の再就職がなかなか決まらないのは、祖父の世話を手伝えるよう勤務時間帯に制限があるからだと気付いていたむくは、たまらず、専門的なケアが必要な祖父の施設入りを提案するのだが…。