喜多原渉は不幸のどん底にいた。突然の会社の倒産、おまけに隣の部屋の火事のせいで住むところはなくなり、恋人とも別れるハメになってしまったのだ。「仕方なく」頼ることにしたのは、親の再婚で兄となった崇文。崇文はカッコよくて何でもできる、小さな頃から渉のことをとても可愛がって―いや、渉をべたべたに甘やかしたブラコン。ブラコン地獄からの脱出のため崇文から逃げたというのにまたもや崇文を頼ることになってしまった渉だが…!?「他の男に食われるくらいなら、俺が食ってやる」ブラコン兄×不幸な弟のラブバトル。
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