主人公の生まれ育った東沖ノ鳥島は、
沖ノ鳥島からさらに東南東に100kmに位置し、
本土からの連絡船は週に1度きりという絶海の孤島。
そんな東沖ノ鳥島には奇妙な不文律が存在した。
それは『キスをした者は両名共に逮捕、懲役5年の刑』というもの。
この島は『キス禁止島』なのである。
主人公は、物心ついた頃から
『将来は、キス三昧の日々を送りたい』と強烈に願っていた。
ある夏の日、悪友とキスシーン満載の写真集を回し読みし、
いつか来るだろうキス三昧の日々を夢想する毎日を過ごしていた。
是が非でもキスというものを体験したい主人公は、
幼なじみの女の子や知り合いの女性にキスをさせて欲しいと
頼み込み無理矢理キスを迫るのだが、その願いも叶わず…
『生き物に生存権が存在するように、
俺にもしっかりとKISS権が存在するんだ!!!』
思い詰めた主人公は、やむなく島からの脱出を図るのだった…
何故、東沖ノ鳥島でキスが禁じられているのか…
その理由は、東沖ノ鳥島から100km離れた、
南沖ノ鳥島の存在に原因があるらしいのだが…
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沖ノ鳥島からさらに東南東に100kmに位置し、
本土からの連絡船は週に1度きりという絶海の孤島。
そんな東沖ノ鳥島には奇妙な不文律が存在した。
それは『キスをした者は両名共に逮捕、懲役5年の刑』というもの。
この島は『キス禁止島』なのである。
主人公は、物心ついた頃から
『将来は、キス三昧の日々を送りたい』と強烈に願っていた。
ある夏の日、悪友とキスシーン満載の写真集を回し読みし、
いつか来るだろうキス三昧の日々を夢想する毎日を過ごしていた。
是が非でもキスというものを体験したい主人公は、
幼なじみの女の子や知り合いの女性にキスをさせて欲しいと
頼み込み無理矢理キスを迫るのだが、その願いも叶わず…
『生き物に生存権が存在するように、
俺にもしっかりとKISS権が存在するんだ!!!』
思い詰めた主人公は、やむなく島からの脱出を図るのだった…
何故、東沖ノ鳥島でキスが禁じられているのか…
その理由は、東沖ノ鳥島から100km離れた、
南沖ノ鳥島の存在に原因があるらしいのだが…