かつて日本の名バレープレイヤーとして名をとどろかせた”元浦 央”は、引退後、名門男子バレー部の監督業に就く。しかし、練習中にひとつの事件を起こしてしまい、その学校を追われる。彼の左遷先には男子バレー部がなく、あったのは女子バレー部だけであった。マスコミにも叩かれ、地位も名誉も夢も希望もなくし、元浦はくさっていく。お前らなんかに俺の気持ちがわかってたまるか... いつまでたってもいじけたままの元浦を見て、唯一彼を支えていた女子部員までにも三行半をつけられ、プライドのボロボロになった元浦はキレた。上等だよ、俺がこの立場を使ったらどんなことができるか、教えてやろうじゃねえか...元浦は、監督という立場を使った最大の侮蔑の方法を探すため、かつて無い情熱を持って部員達の調教に乗り出すのだった...
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