乱崎家の「長男」。本名は黄桜 銀一(きざくら ぎんいち)。23歳。極道の家系に生まれたが、幼い頃、初恋の相手である黄桜乱命という少女が父親に殺されたのをきっかけに、ひたすら男らしくあれというその教育方針に反発するようになり家出、オカマバー「ビルゴ」で働いて生計を立てている。店でナンバーワンの売れっ子で、源氏名は「ぎんぎつね」。乱崎家の中では凰火含め数少ない常識人で、かなりの美青年。普段は女性的な口調で話し物腰もなよなよとしているが、いざという時には毅然とした男らしい口調と態度になり、その迫力は鬼となっていた姫宮千子を恐れさせるほどであった。千花の過剰な愛情表現に辟易しその対応に悩んでいるが、彼女を冷たく突き放すことも出来ないで居る(彼女に対して好意はあるがそれは妹としてであり、異性・恋愛対象とは見ていない)。原作拾参さつめで乱命に告白し、結ばれる。
名前に数字が入っているのは、名前に数字を入れるという姫宮家の兆子と悲恋があった父、黄桜洒門が兆子との子供であると思おうとしてつけたためである。
拾伍さつめで書かれた6年後では、世界的な女優になっている。未だに乱華と千花のどちらかを選べていない。
名前に数字が入っているのは、名前に数字を入れるという姫宮家の兆子と悲恋があった父、黄桜洒門が兆子との子供であると思おうとしてつけたためである。
拾伍さつめで書かれた6年後では、世界的な女優になっている。未だに乱華と千花のどちらかを選べていない。