本作の主人公。「13日の金曜日、13時13分」に麦刈公一が学校にて出会った、謎多き少年である。非常に気高い精神と、自らの行動に罪悪感を一切感じない悪魔的精神を併せ持つ。本名・来歴などは一切明かされていない。非常に気転の利くトリックスターであり、臨機応変に手品やトリック技、心理話術をこなしては、様々な相手にスリリングに打ち勝っていく。自身が「ケイパー」と呼ぶ(無邪気な)悪巧みを実行することに興味を持っており、連載では語られない部分でも、しばしば公一を巻き添えにしている。しかし、彼にとって公一は、何物にも代えられない大切な友人であることは確かで、彼のためにわざと自分を窮地におくこともある。化石や標本といったアイテムを収集する趣味を持っている。本人は明言していないが「ケイパー」によって盗んだものと覚しきものが多数コレクションされている。考え事をしたり何か企んでいる時などに耳を触る癖がある。相手に向けて放つ「(要求を呑め!)さもなくば! 然るべき報いを食らわせてやる!」が決め台詞。
「ビーティー」のネーミングは、彼のイニシャル(B.T.)である。物語の語り手の公一が「仮にそう呼ぶ」としており、本当の名前は作中では明かされていない。また、これが彼の本名にちなむものなのかどうかさえも不明である。荒木飛呂彦によると、BTというイニシャルは、『コブラ』作者の寺沢武一からとったものであるとのことである。なお、荒木は、それ以前には、『ファンロード』の『バオー来訪者』特集で「特定の人とか名前から取ったというわけではありません。T(ティー)で終わるイニシャルが格好いいなと、以前から思っていたんです。で、そこにアルファベットを順番に付けていくと、エーティー…ではいまいち。ビーティー…なんか良い感じだな。で決めました。」と語っている。
「ビーティー」のネーミングは、彼のイニシャル(B.T.)である。物語の語り手の公一が「仮にそう呼ぶ」としており、本当の名前は作中では明かされていない。また、これが彼の本名にちなむものなのかどうかさえも不明である。荒木飛呂彦によると、BTというイニシャルは、『コブラ』作者の寺沢武一からとったものであるとのことである。なお、荒木は、それ以前には、『ファンロード』の『バオー来訪者』特集で「特定の人とか名前から取ったというわけではありません。T(ティー)で終わるイニシャルが格好いいなと、以前から思っていたんです。で、そこにアルファベットを順番に付けていくと、エーティー…ではいまいち。ビーティー…なんか良い感じだな。で決めました。」と語っている。